ドライヤーの冷風ボタンは、なぜ最後に試されるのか
ドライヤーを使っていると、温風で髪を乾かしたあとに、なぜか最後だけ冷風を押したくなる。必要なのか、効果があるのか、それとも「ここまでやったから」という儀式なのか。たった一つのボタンをきっかけに、乾かすことと仕上げることの境目が妙に気になってくる。
ドライヤーを使っていると、温風で髪を乾かしたあとに、なぜか最後だけ冷風を押したくなる。必要なのか、効果があるのか、それとも「ここまでやったから」という儀式なのか。たった一つのボタンをきっかけに、乾かすことと仕上げることの境目が妙に気になってくる。
テレビのリモコンを眺めていると、毎日押すボタンと、一度も触った記憶のないボタンが同居していることに気づく。電源、音量、チャンネルの陰で眠る「入力切換」や「字幕」には、それぞれ役割があるはずなのに、なぜか使う側との距離が遠い。家電量販店の展示テレビを前に、使われないボタンの存在理由を考え始めると、リモコンそのものの見え方まで少し変わってきて……