気づいたら、カバンの中にずっといる布
おにぎりを包んで、髪を巻いて、気づけば枕にも敷いていた。便利というより、“静かに生活になじむ感じ”が妙に心地いい。
おにぎりを包んで、髪を巻いて、気づけば枕にも敷いていた。便利というより、“静かに生活になじむ感じ”が妙に心地いい。
奈良時代から続くただの布。なのに、汗を拭く感覚も、風呂上がりの「あ〜…」も、今とあまり変わっていない気がしてくる。
「一枚だけ」のつもりだった手ぬぐいが、いつの間にか増えていた。便利だから、だけでは説明しきれない、“静かな良さ”。
手ぬぐいは「全部持っていかない布」。その少しの余白が、なぜか心地いい。納得しきれないのに、気づくと惹かれている。