冷蔵庫を開けた理由は、途中で消える
冷蔵庫の前まで来たのに、何を取りに来たのか思い出せない。数秒の空白。「冷蔵庫の記憶防犯システム」。忘れることは失敗なのか、それとも生活に必要な仕組みなのか。
冷蔵庫の前まで来たのに、何を取りに来たのか思い出せない。数秒の空白。「冷蔵庫の記憶防犯システム」。忘れることは失敗なのか、それとも生活に必要な仕組みなのか。
商店街そのものより、なぜか入口のアーチだけ覚えている。人は場所ではなく「これから何かが始まる境目」を記憶しているのかもしれない。
古いレシートは本来ただの紙切れのはずなのに、なぜか昔の空気や風景を連れてくる。記録と記憶の間にある、不思議な役割。