爪切りは「あと一回」が多すぎる
切り終わったはずなのに、なぜかもう一度だけ確認したくなる爪切り。長さを気にするだけだったはずが、左右のバランス、切り口、最後の一片まで気になり始めると、爪切りは単なる道具ではなくなっていく。そもそも人は、なぜ「あと一回」を信じてしまうのか。
切り終わったはずなのに、なぜかもう一度だけ確認したくなる爪切り。長さを気にするだけだったはずが、左右のバランス、切り口、最後の一片まで気になり始めると、爪切りは単なる道具ではなくなっていく。そもそも人は、なぜ「あと一回」を信じてしまうのか。
毎日使っているのに、ある日突然「そろそろ交換してください」と告げられる歯ブラシ。その基準は毛先なのか、使った日数なのか、それとも本人の気持ちなのか。ドラッグストアの歯ブラシ売り場で始まった妙な議論は、やがて「道具の寿命」と「まだ使える」の境界へ向かっていく。