Plastic shopping bags—it’s only the very last part that’s suddenly tricky.

レジ袋は、最後だけ急に難しい

Gusha「スーパーってさ、最後だけ急にテスト始まるよね」

Kenja「何の話?」

Gusha「レジ袋」

Kenja「ああ、『袋どうしますか?』か」

Gusha「それ! あそこだけ判断速度が要求される」

Kenja「事前に決めておけばいい話だろ」

Gusha「いや、カゴの中を見るまで分からないんだよ。牛乳が入ると世界が変わる」

Kenja「世界は変わらない」

Gusha「パンだけなら抱えて帰れる。でも豆腐が入ると急に文明が必要になる」

Kenja「文明の基準が豆腐なのか」

Gusha「しかも店員さん、めちゃくちゃ自然に聞いてくるじゃん。『袋いりますか?』って」

Kenja「普通の接客だからな」

Gusha「私は毎回、『えっと……』って脳内会議が始まる」

Kenja「数秒で終わる会議だな」

Gusha「議長が優柔不断だから長い」

Kenja「開催するな」

Supermarket cashier in the evening. The shopping cart contained milk, tofu, bread, and bananas, and while the cashier asked with a smile, ``Do you want to use a bag?'' the customer froze, staring at the cart with a serious expression. In the background, the next customer is calmly waiting.

Gusha「あと、一回『いりません』って言ったあとに、思ったより重くて後悔する」

Kenja「あるにはあるな」

Gusha「腕が五メートルくらい伸びれば大丈夫なんだけど」

Kenja「人類の進化を待つより袋を買え」

Gusha「でも今さら『やっぱりください』って言うの、ちょっと照れる」

Kenja「店員さんは気にしてないと思うぞ」

Gusha「私だけが勝手にドラマ作ってる」

Kenja「それはそうだな」

Gusha「レジを通るたびに『今日の私は袋を持っている人間か?』って自分に問いかけてる」

Kenja「そんな哲学は聞いたことがない」

Gusha「たまにエコバッグを持ってきた日は、ちょっと誇らしい」

Kenja「2020年にレジ袋の有料化が始まってから、そういう人も増えたな」

Gusha「なのに、そのエコバッグを車に忘れてる」

Kenja「意味が全部なくなった」

Gusha「めんどくさい」

Kenja「結局そこへ戻るのか」

Gusha「買い物って、野菜やお菓子を選ぶ時間より、最後の一言のほうが記憶に残る日があるんだよね」

Kenja「そんな日も、あるのかもしれないな」

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