自動ドアのタイミング
自動ドアは人を見て開いているのか、それとも人を試しているのか。どうでもいいけど少し気になる。
自動ドアは人を見て開いているのか、それとも人を試しているのか。どうでもいいけど少し気になる。
赤信号で立ち止まる数十秒。短いようで長いその時間に、人は何をしているのか。スマホを見る人、空を眺める人、せっかちな人。
「閉」ボタンは本当に効いているのか。それとも押した人が安心したいだけなのか。エレベーターの数秒をめぐる。
車のドア、冷蔵庫、引き出し、玄関。私たちは毎日いろんな「閉まる音」を聞いている。同じ音なのに、なぜか安心する音と、不安になる音がある。「ドアの閉まる音には性格がある」。
セルフレジでも有人レジでも、最後にもらうレシート。あの紙には「ありがとうございました」と書いてある。でも、あれは誰が言っているんだろう。レシートの立場を真剣に考え始めた。
「少々お待ちください」と言われると、人はなぜ何もできなくなるのか。スーパー、病院、銀行、飲食店。どこでも聞く言葉なのに、その「少々」は意外と正体不明だった。
服は気に入ったのに、試着室の鏡を見ると急に自信がなくなる。「似合う」と「慣れない」の違いはどこにあるのか。
セルフレジは便利なのに、なぜか毎回こちらの人間性を試してくる気がする。バーコードを探し、袋詰めに焦り、謎の警告音に追われる時間。その不思議な緊張感。
買い物は順調だったのに、レジで突然始まる「袋どうしますか?」という小さな判断。たった数秒なのに、なぜか人生の選択みたいに感じる瞬間があります。
コンビニでもドラッグストアでも、必ず聞かれる「ポイントカードありますか?」。いつの間にか、答える内容よりも、そのやり取り自体が日常のリズムになっているのかもしれません。